HISTORY

北海道のテレビ放送の発展とともに歴史を刻む

1966年3月、HBCテレビがカラーテレビ放送をスタート。テレビ番組の多様化により、華やかなスタジオのセットや舞台装置、味のあるドラマセットなどの重要性が高まり、HBCからの要請を受け、美術専門の会社として、設立することになりました。冬季さっぽろオリンピックが開催された1972年には北海道文化放送uhbが開局。開局とともにuhb分室を開設。民放4局体制となった北海道のテレビ放送とともに、北海道の美術製作会社として実績を重ねてきました。
テレビ放送をはじめ、北海道ロケの映画、CMの美術製作も数多く携わり、時代のニーズとともに事業範囲を拡大し、イベントや企業プロモーション等多様な分野で業務を遂行できるノウハウを蓄積し成長してまいりました。

北海道のビッグイベントを支え業務を拡大

平成時代を迎え、北海道で開催される様々なビッグイベントの会場制作等を多く携わる会社として成長を遂げます。
北海道の風物詩となったYOSAKOIソーラン祭、スノーボードブームの一大イベントとして全国からも注目されたTOYOTA BIG AIR、FISノルディックスキー世界選手権札幌大会、北海道十勝地方を中心に開催されたRALLY JAPAN(2004〜08)から2008年には北海道洞爺湖サミット、2009年函館開港150周年事業等多くの北海道のビッグイベントに携わり、映像分野を超え、北海道のイベント業界の制作会社としても認知される会社となりました。

持続可能な制作会社として事業環境の変化にも対応

リーマンショック以降厳しい経済環境が続く中、明るい兆しが見え始めた2010年代ですが、2011年の大震災により多くの不安が北海道にも蔓延します。しかし、そのような中でも創業当初より培ってきた多くの協力会社との絆を大切し、事業を継続・発展していきます。
2010年代以降はレバンガ北海道、ヴォレアス北海道等、スタートしたばかりのプロスポーツチームのホームゲームの会場制作に積極的に携わり地域密着のスポーツを応援。新千歳空港わくわくスカイパークや鳥取コナン空港等の大型施設におけるキャラクタービジネスのコンテンツ制作、設計、施工、また、札幌大通のホワイトイルミネーションや白老町のウポポイ 民族共生象徴空間等の施設・公園の環境美術製作にも関わってきました。
コロナ禍以降は原点回帰の様に道内各局のドラマ美術製作・ロケ、キー局や大手動画配信サービスの番組美術製作・ロケ、CM美術製作・ロケなどに積極的に参加。著名アーティストのオンラインライブの美術製作やデジタル系イベントの制作などでも培ったノウハウを発揮し、積極的な事業展開を続けています。